5月 202013
 


浅草地下商店街
▲浅草地下商店街の様子。天井のむき出し具合がカッコいい。
映画「ロストイン・トランスレーション」の続編が撮影されるならば、是非ココを舞台に推薦したい笑。

■都内最大の観光地・浅草に残る、戦後東京の面影

東京最大の観光地・浅草の地下にひっそりと残る、ディープな地下商店街をご存知でしょうか。浅草松屋から直結、東京メトロ銀座線・浅草駅の改札を出てすぐ左側。「地下商店街入口」の看板をくぐると、時間が止まったような昭和レトロな空間が広がります。

この地下商店街、50年前につくられたそうで、浅草という土地柄もあるのか東京都内にしては奇跡的に「昭和」の空気感を残しています。大阪あたりの地下街を歩くとカウンターだけの串揚げ屋さんがあって、それが何とも居心地のいい空間だったりするわけですが、東京ではなかなかそういう渋い空間は見つけられません。

浅草寺、雷門などの王道観光地も楽しいけれど、かつてのオールド東京の雰囲気が保存されたこんな場所を歩いてみるのもまた、貴重な東京観光体験だと思います。それと豆情報ですが、地下街奥に「200円コインロッカー」があって駅周辺より安くてお得ですよ。
浅草地下商店街案内板
▲地下商店街のラインナップ。ディープな職種のデパートといった感じ。

■歩くだけで想像力がふくらんで楽しい

50年モノという時間の熟成がそうさせるのか、地下街に連なる商店の顔ぶれもかなり濃いです。看板の文字を拾い集めながら歩いていたら様々な空想が頭を駆け巡り、卒倒しそうになりました。

現地の屋台の雰囲気をそのまま空輸したかのようなタイ屋台メシ「MONTEE(モンティー)」、ベトナム料理「オーセンティック」。人知れず価格破壊中の700円床屋。似非レトロ店舗には醸し出せない絶妙の店構え、焼そば「福ちゃん」。それに各種占い、気導術、電気気功、立ち飲み、立ち食い蕎麦、カフェ、ジュースコーナー「真実」、オーガニック物品店などなど、どこもヒトクセありそうで興味を惹かれます。
浅草地下商店街・焼そば「福ちゃん」
▲浅草やきそば「福ちゃん」の店構えは時を刻んだ本物のカホリ。看板メニューの焼そばは300円、大盛り400円。そして思わず二度見してしまうのが「カレー焼そば」450円なるメニュー。焼そばの上にドバドバッとカレールーをかけたもので、何ともB級で庶民的。これが妙にウマいんだそうです。
浅草地下商店街700円床屋「セブンカット」
▲千円カットどころか700円(+エリ剃り、仕上げ)床屋「セブンカット」。「一流技術者」がカットしてくれます。しかしこの店構えの味わい、セットで作ろうとしても醸し出せない年季を感じます。
浅草地下商店街700円カット注意書き
▲「女性はショートのみ!」「子供は四年生以上!」
700円でのサービスを実現するためには制約も生まれてきます。
浅草地下商店街整体「感動の体験」
▲こちらは某施術店の「感動の体験」。お客様の声が妙に饒舌です。
「こんなマッサージが世の中にあったのかと浅草でワンダーです」
浅草地下商店街
▲ひとっ風呂浴びたかのようなおじさんのタオル具合が町並みに似合います。タイ屋台メシ「MONTEE」もベトナム料理「オーセンティック」もそれぞれ客にタイ、ベトナム人らしき本場の人の姿が見えました。混雑の浅草地上を避けて、地下でまったりアジアメシっていうのもいいですね。ちなみにベトナム料理「オーセンティック」は高円寺から移転してきたお店だそうです。
浅草地下商店街落書き
▲壁の落書き。
結構出来がよくて、これを清書したら「浅草地下街ステッカー」として仲見世で売れそう?


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