1月 032014
 

吉祥寺駅南口(公園口)からほど近い井の頭通り沿いに、昨年11月にオープンした「ドン・キホーテ吉祥寺駅前店」。かつて無印良品が入っていたビルが丸ごと「ドンキ」に変わると聞いて、正直複雑な気持ちというか、「無印の方がいいのに…」などという思いが勝り足を運ぶ気にはなれませんでした。

しかし年の瀬も迫ったある平日の夜、誘蛾灯に誘われるように初訪問してみました。僕の「ドンキ歴」は新宿・歌舞伎店と北池袋店、それに中野店に入ったことがある程度。そのうち北池袋店、中野店は何となく肌に合わずにすぐに出て来てしまい、歌舞伎町店は「アジアの夜市の雑踏」の雰囲気を感じられて、割と楽しめました。さて、吉祥寺店は…
吉祥寺ドン・キホーテ外観

ギラギラ感は多少抑えめ、吉祥寺仕様?

エントランス付近、いきなりギラギラのペンギンが手招きをしてお出迎えをするわけですが、やはり吉祥寺の街にこの「ド派手感」は似合わないなあと否定的な気分に。

店内に入ってみると意外というか何というか、空間が整然としています。「どんどんどん♪どんきー」というあのケタタマしい音楽も聞こえず、知らなければここが「ドン・キホーテ」とはわからない、100円ショップのような雰囲気。これはもしかして、吉祥寺の街の空気に合わせた?そして平日だからか、店内はかなり空いています。
吉祥寺ドン・キホーテフロアガイド

24時間営業の雑貨スーパーとして重宝しそう

品揃えは基本的に「ドンキ」なのですが、歌舞伎町店のような密林に迷い込んだような、ベトナム辺りの怪しい夜市に紛れ込んだような、B級感、ワイルド感はありません。しかし100円ショップの上位互換的に、24時間いつでも利用できる雑貨店として、需要は有りそうだなというのが感想です。

B1Fは食品・雑貨(酒も有り)、1Fはおやつ、2Fは健康・美容(化粧品、香水、健康食品等)、3Fはスポーツ・電化製品(携帯グッズ、家電、自転車など)、4Fはファッション・シューズ、5Fはバラエティ(パーティ用品、玩具、インテリア、大工道具等)、6Fは時計、ブランド品が売られています。

その品数は約45,000品。オールジャンルの商品が揃っているので、とりあえずの暇つぶしなどには重宝しそうな空間です。しかし吉祥寺の街には次々に大型店舗が出来て、ミニ渋谷化していますね。

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10月 072013
 

鉄道の高架化とそれに伴う再開発のため、新店出店ラッシュとなっているJR中央線・武蔵境駅周辺。既に成城石井、クイーンズ伊勢丹などの高級スーパーやパン屋「DONQ」、各種総菜屋などが高架下に入り、新しい街へと変貌しています。

そんな中、道ゆく住民が「おっ」と驚いているのが、nonowa口(西口)から出て南西側の高架下(高架北側クイーンズの反対、南側)で工事が進んでいる一帯。「これでもか!」というぐらいに大手外食チェーン店が軒を連ねています。

武蔵境高架下 ココイチ・サイゼリヤ等
▲武蔵境nonowa口・高架下で進む工事。ココイチ、サイゼリヤなどが続々。

駅側から順に「上島珈琲店」「Burger King(バーガーキング)」「てんや」「CoCo壱番屋」「サイゼリヤ」。いずれも人気店ですね。(各店オープン時期はよくわかりませんが、10月上旬現在工事が着々と進行しており、間もなく開店の模様)

武蔵境周辺には既に牛丼「松屋(南北二店舗)」「すき家」、中華チェーン「餃子の王将」「日高屋」「餃子の満州」、ファーストフードの「マクドナルド」「モスバーガー」「ファーストキッチン」「ケンタッキー」、カフェ「スターバックスコーヒー」「エクセルシオールカフェ」「ドトール」などなどの各種チェーン店が乱立しており、高架下に新たに加わる店舗を加えると、かなりのラインナップとなります。

武蔵境は学生街でもありますので、もともと安価なチェーン店の需要はある模様。とはいえ、それほど大きな街ではありませんから、今後店舗間競争が激化していきそうです。そして心配なのが、古くから地元で頑張っている個性的な個人経営店。 自由競争と言ってしまえばそれまでですが、ここまで急激に街が変わってしまうと個人での対応は難しいと推測され、街の個性を彩る小さなお店の数々が少々心配です。

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8月 092013
 

川越蔵造りの町並み
▲「小江戸」の町並み。実はこれらの建築物は明治時代のもの。

「小江戸」と呼ばれる埼玉県川越市。
蔵造りの町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、観光地としても人気があります。

通りに面した一階部分の多くは店舗となっており、観光客向けの土産物店と、昔ながらの地元向けの酒屋、洋品店等が混在しています。その店舗群の中で「かつおぶし・中市本店」は、ビジネスクラスタお馴染みのテレビ東京系番組「ワールド・ビジネス・サテライト」でも紹介された繁盛店。
かつおぶし中市商店@川越
▲中市本店の店構え。店付近には香ばしい醤油の香り。

小さな乾物店のお客さん誘致法

一般的に、川越に遊びに行った人がわざわざ乾物店に入り、お土産にカツオ節を購入するという消費行動はなかなか生まれにくいと思われます。ところが「中市本店」では、乾物を買っていく観光客が結構多いのです。その仕掛けは店頭でご主人が焼いている「焼きおにぎり」にあります。

自家製の出汁醤油の焦げた香りが道に広がり道ゆく人の食欲を刺激する、この「ねこまんま焼きおにぎり」。ただの焼きおにぎりではありません。自慢の鰹節を味わってもらおうと、トッピングとして焼きおにぎりの上に鰹節(またはイワシ節)がどっさりとのせられます。
ねこまんま焼きおにぎり 川越・中市本店
▲どっさり削り節でご飯が見えない「ねこまんま焼きおにぎり」200円。写真はかつお節。いい香りー♥

この焼きおにぎりが絶妙に美味しい。いや、おにぎりもだけど、鰹節がとても美味しい。食べて感動したお客さんは乾物販売をしている店内へと入り、普段はスーパーマーケットで適当に買っているはずの乾物を手に取り、お買い上げ。(もちろん、スーパーでは売っていないこだわりの削り節等が揃います。)

「土産」は思い出のお持ち帰り

考えてみれば土産というのは旅に行けなかった知人や家族に、その土地で感動した気分を「おすそ分け」する行為(あるいは自分で自宅でもう一度味わいたいとかもあるか)だと思います。川越で焼きおにぎりに感動した気分を持ち帰るには、その材料である乾物を買って帰るのが(少なくとも、あるかどうか知らないけれど「川越に行ってきましたチーズケーキ」的なモノよりは)理に適っているわけです。

そんなわけで、乾物屋という商売の「入り口」としての「焼きおにぎり」を、この美味しさで本気で作る、ご主人の商売センスは素晴らしいと思いました。川越の買い食いのイチオシ。

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