10月 162013
 

大型の台風26号が通過中の関東地方。午前3時現在の台風中心付近の気圧は955hPa、八丈島の西南西約100km付近にあると推定されています。

伊豆大島で記録尽くめの雨

これに伴い各地で雨と風が強まっており、特に伊豆大島では未明から記録的な大雨を観測しています。午前2時から3時までの1時間に118.0ミリで観測史上最高の雨量を観測したのに続き、午前3時から4時までの1時間も118.5ミリの雨を記録、更に記録を更新しました。

伊豆大島では昨日降り始めからの雨量が600ミリを超えており、今日16日0時からの積算雨量も(まだ4時間ですが)、400ミリ近くに達しており、いずれも記録的な雨量。今後数時間が風雨のピークと予想されており、土砂災害の危険性が非常に高まっています。

住宅が倒壊との情報も

4時のNHKニュースによりますと、伊豆大島の元町地区で住宅3棟が倒壊したという情報が入っているようです。これは付近の川が増水により氾濫したため、とのこと。また、この付近では浸水被害も報告されているということで、現在警察・消防が確認作業を急いでいるようです。

その他、千葉県君津市では小櫃川が避難判断水位に達したため、午前3時10分に小櫃地区の約1900世帯の5400人と、上総地区のおよそ3370世帯の8000人に避難勧告が出ています。 他にも現在、都内杉並区の善福寺川などで水位がかなり上昇しているようです。

とにかく、今後数時間は可能な限り外出を控えた方がよさそうです。関東各地には竜巻注意情報も出ていますし、今後の情報に注意が必要です。皆様、くれぐれもご注意下さい。

10月 112013
 

2013年10月11日、東京・大手町(東京都心)で観測史上最も遅い「真夏日」を観測しました。台風くずれの低気圧が去って数日、10月とは思えない暑さが続いていましたが、まさか新記録を叩き出すとは。本当に今年の暑さは記録的です。

98年ぶりの記録更新

日本海にある低気圧・前線に向かって南から温かい(暑い)南風が流れ込み、11日は全国的に暑くなっています。東京・大手町でも朝から気温が上昇。気象庁の観測によると、午後13:17には最高気温が30.2℃に到達しました。

これは大手町で観測を開始した1875(明治8)年以来、最も遅い「真夏日(=最高気温が30℃以上の日)」の記録となります。これまでの最も遅い真夏日の記録はなんと98年前、1915年(大正4)年10月9日の31.3℃(この時は前日にも最高気温30.5℃を記録)。ちなみに、大手町の10月の最高気温極値は、1979年(昭和54年)10月1日の32.6℃です。

意外にも過去、大手町で10月に入ってからの最高気温30℃超えは10回以上もあり、10月とはいえ、東京辺りでは南からの暑い風が入ると夏に逆戻りすることもあるようです。

最低気温も高い状態が続く。布団いらず?

ここ数日、夜の暑さも続いています。大手町では今月9日に観測史上2位となる高さの最低気温24.4℃を記録、熱帯夜まであと一歩のところまで迫っています(史上1位は昨年、2012年10月1日の24.7℃)。8日、10日にも22.7℃、22.5℃を記録しており(それぞれ観測史上6位、8位に相当)、今月だけで3回もベストテン入り。記録的な高温状態が続いています。明日(12日)の朝も最低気温が下がらない予想が出ており、せっかく押し入れから出したフカフカの暖かい布団も役立たずの状態になっています。

10月は夏と冬が突然顔を出す季節

余談ですが、大手町では1877年10月31日に最低気温 -0.5℃を記録しています。また、これは最近の話ですが2010年10月28日には最高気温が11.4℃までしか上がらない日なんていうのもありました(10月の最高気温最低極値は1903年10月30日の8.6℃)。いずれも下旬の話ですが、10月というのは季節が一気に進む時期でもあります。来週半ばからは気温も低下傾向にありますので、皆様、おかしな気候で体調を崩されないよう、ご注意ください。

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