12月 282013
 

京王井の頭線・吉祥寺駅の新駅ビル「キラリナ」の建設が進んでいます。吉祥寺のランドマーク的存在であった「ユザワヤの入ったビル」が消えてから、南口一帯がどこか寂しいような感じがしていましたが、2014年の春に新たな駅ビルとして開業、吉祥寺の新しい顔となりそうです。
キラリナ吉祥寺
▲姿を現しつつある「キラリナ」(奥のガラス張りのビル)。

「キラリナ京王吉祥寺」は30代女性がメインターゲット

この商業施設の正式名称は「キラリナ京王吉祥寺」。現在工事中である壁に貼られた告知によれば、「この街にありそうでなかったファッションやコスメ、ライフスタイル雑貨を揃えて」、「地下1階には(略)デイリー使いができる食品フロアも」とのこと。メインターゲットは30代の女性を想定しており、若いファミリー層や仕事帰りのOL、サラリーマンなどを対象としたお店が入りそう。

同様に最近吉祥寺駅高架下にオープンした「アトレ吉祥寺」「ロンロン市場」などと競合する商業ビルとなりそうで、当然それらの施設とは差別化を図ってくるでしょう。

各階の詳細は

まだ細かい入居テナントについての発表は見当たらないのですが、「キラリナ」告知によれば、地下2階が「駐車場(約110台)」、地下1階が「食品売り場(フードパルク)」、1階が「軽飲食、雑貨、サービス」に。2階から5階までは「ファッション・雑貨」のテナントが入り、6階は「雑貨」、7階は「書籍とサービス」、8階と9階が「ホビー売り場」となります。9階には「屋上庭園」も設けられるようで、憩いの場となりそうです。
キラリナ吉祥寺フロアガイド

ユザワヤは入らず

当初はかつて同地に入っていた「ユザワヤ」が再入居するという話が進んでいたようですが、残念ながらお流れとなり、現在ユザワヤは同じ南口のマルイビルにて営業中です。

なお、ビル2階部分でJR吉祥寺駅と、3階部分で京王井の頭線吉祥寺駅と、それぞれ改札から直結されるようです。現在大幅改修が行われている吉祥寺駅ですが、「キラリナ」開業によって駅の中の動線が大きく変わりそうですね。

関連記事
吉祥寺ドン・キホーテはギラギラ感抑えめ?雑貨、食品、酒、化粧品など普段遣いに重宝しそう


大きな地図で見る

10月 072013
 

鉄道の高架化とそれに伴う再開発のため、新店出店ラッシュとなっているJR中央線・武蔵境駅周辺。既に成城石井、クイーンズ伊勢丹などの高級スーパーやパン屋「DONQ」、各種総菜屋などが高架下に入り、新しい街へと変貌しています。

そんな中、道ゆく住民が「おっ」と驚いているのが、nonowa口(西口)から出て南西側の高架下(高架北側クイーンズの反対、南側)で工事が進んでいる一帯。「これでもか!」というぐらいに大手外食チェーン店が軒を連ねています。

武蔵境高架下 ココイチ・サイゼリヤ等
▲武蔵境nonowa口・高架下で進む工事。ココイチ、サイゼリヤなどが続々。

駅側から順に「上島珈琲店」「Burger King(バーガーキング)」「てんや」「CoCo壱番屋」「サイゼリヤ」。いずれも人気店ですね。(各店オープン時期はよくわかりませんが、10月上旬現在工事が着々と進行しており、間もなく開店の模様)

武蔵境周辺には既に牛丼「松屋(南北二店舗)」「すき家」、中華チェーン「餃子の王将」「日高屋」「餃子の満州」、ファーストフードの「マクドナルド」「モスバーガー」「ファーストキッチン」「ケンタッキー」、カフェ「スターバックスコーヒー」「エクセルシオールカフェ」「ドトール」などなどの各種チェーン店が乱立しており、高架下に新たに加わる店舗を加えると、かなりのラインナップとなります。

武蔵境は学生街でもありますので、もともと安価なチェーン店の需要はある模様。とはいえ、それほど大きな街ではありませんから、今後店舗間競争が激化していきそうです。そして心配なのが、古くから地元で頑張っている個性的な個人経営店。 自由競争と言ってしまえばそれまでですが、ここまで急激に街が変わってしまうと個人での対応は難しいと推測され、街の個性を彩る小さなお店の数々が少々心配です。

関連記事
【武蔵野プレイス】「住みたい街」赤丸急上昇?地味な街・武蔵境は何が変わったのか【クイーンズ伊勢丹】
オシャレすぎる図書館・武蔵野プレイスのここがスゴい【ワーキングデスク・自習室・カフェ】
ピクニックに行こう!広い芝生がある東京の公園10園(23区西部~多摩東部編)
田無の買い物はアスタ地下街がお得!八百屋、肉屋、魚屋…魅惑の安売り市場空間

8月 092013
 

川越蔵造りの町並み
▲「小江戸」の町並み。実はこれらの建築物は明治時代のもの。

「小江戸」と呼ばれる埼玉県川越市。
蔵造りの町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、観光地としても人気があります。

通りに面した一階部分の多くは店舗となっており、観光客向けの土産物店と、昔ながらの地元向けの酒屋、洋品店等が混在しています。その店舗群の中で「かつおぶし・中市本店」は、ビジネスクラスタお馴染みのテレビ東京系番組「ワールド・ビジネス・サテライト」でも紹介された繁盛店。
かつおぶし中市商店@川越
▲中市本店の店構え。店付近には香ばしい醤油の香り。

小さな乾物店のお客さん誘致法

一般的に、川越に遊びに行った人がわざわざ乾物店に入り、お土産にカツオ節を購入するという消費行動はなかなか生まれにくいと思われます。ところが「中市本店」では、乾物を買っていく観光客が結構多いのです。その仕掛けは店頭でご主人が焼いている「焼きおにぎり」にあります。

自家製の出汁醤油の焦げた香りが道に広がり道ゆく人の食欲を刺激する、この「ねこまんま焼きおにぎり」。ただの焼きおにぎりではありません。自慢の鰹節を味わってもらおうと、トッピングとして焼きおにぎりの上に鰹節(またはイワシ節)がどっさりとのせられます。
ねこまんま焼きおにぎり 川越・中市本店
▲どっさり削り節でご飯が見えない「ねこまんま焼きおにぎり」200円。写真はかつお節。いい香りー♥

この焼きおにぎりが絶妙に美味しい。いや、おにぎりもだけど、鰹節がとても美味しい。食べて感動したお客さんは乾物販売をしている店内へと入り、普段はスーパーマーケットで適当に買っているはずの乾物を手に取り、お買い上げ。(もちろん、スーパーでは売っていないこだわりの削り節等が揃います。)

「土産」は思い出のお持ち帰り

考えてみれば土産というのは旅に行けなかった知人や家族に、その土地で感動した気分を「おすそ分け」する行為(あるいは自分で自宅でもう一度味わいたいとかもあるか)だと思います。川越で焼きおにぎりに感動した気分を持ち帰るには、その材料である乾物を買って帰るのが(少なくとも、あるかどうか知らないけれど「川越に行ってきましたチーズケーキ」的なモノよりは)理に適っているわけです。

そんなわけで、乾物屋という商売の「入り口」としての「焼きおにぎり」を、この美味しさで本気で作る、ご主人の商売センスは素晴らしいと思いました。川越の買い食いのイチオシ。

関連記事
「小江戸」川越の蔵造りの町並みは、実は江戸ではなく明治時代に造られたという話
水陸両用観光バスで豪快に川にダイブ!「ダックツアー」は新しい観光の形となれるのか
大人のためのちょっとマニアックな東京観光案内・過去の散歩関連記事まとめ
旅行者が選ぶアジアの人気観光都市  東京・京都がランクイン  首位はバンコク  日本国内観光地の順位も発表
浅草観光・散歩のおすすめスポット10個 お土産から水上バス、芸人の町六区まで
宿場町「奈良井宿」は信州松本からアクセス良好。関東・東京方面からも行きやすい
一杯のかけ蕎麦264円!? 江戸時代の物価早見表が知的好奇心をかきたてる!